不労所得100万円の道neo

しがないサラリーマンが夢を実現するまでの道のり

新型コロナ恐慌を切り抜ける投資戦略

資産運用の手段として、インデックスファンドなど投資信託の積み立ては、あまり信頼できないと改めて感じました。というのも、長年コツコツ積み上げてきた利益も、今回のような暴落が起きれば一瞬で吹き飛ばされるからです。


むろん積み立てのメリットは、「相場が高いときには少しだけしか買わず、相場が安いときには多く買える」ため、平均取得単価を下げる効果がある点です。そして相場が回復したときには、暴落時に買ったものは、確実に利が乗ることになります。だから、まだまだ現役時代が長い人にとっては、資産が増える期待はあります。

しかし老後を迎え、お金が必要となり、投信を解約・現金化しなければならないタイミングが、今回のような暴落相場だったら? お金が増えているどころか、減っているかもしれません。すると、お金を引き出せずガマンするか、損を覚悟でなくなく解約することになります。自分の老後はどんな相場になっているかは誰にもわかりません(ただし米国株は今後も上昇期待はあると考えています)。


いずれは感染者数は減り、パンデミックの終息宣言が出る日が来るでしょう。すると、自粛ストレスからの解放で一気に経済が動き出し、恐怖におびえていた投資家もリスクオンムードとなり、相場が急上昇する可能性があります。

個別株やFXであれば、トレンド転換を確認してから出動するのが定石ですが、毎月1回の積み立てでは出遅れてしまいかねません。ならばいまから積み立てを始め、回復した時に利益確定するというシナリオは十分検討に値すると思います。
 
実際、J-REIT不動産投資信託)は大幅下落で分配金利回りが上昇し、魅力が高まっています。もちろんこの状況ですから、ホテル系や商業施設系は大きなダメージで、今後分配金が減る可能性はあると思います。東京五輪が中止や延期ともなれば(そうならないことを祈っていますが)、その影響は長期は大きくなります。

自粛ムードとはいえ物流は一部地域を除き止まっていない(欧州でも物流は止めない国が多い)ので、物流施設系リートも底堅いと思います。また、不景気になれば給料も減るから高い家賃を払えないと引っ越す人はいたとしても、前述の通り住まいが不要な人はいませんから、住居系も手堅いでしょう。


いつ出動するかタイミングを狙っているところです。2008年のリーマンショックのときと同じく、暴落時は仕込みのチャンスですからね。