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株式市場が好調の中で個人投資家が気をつけるべき「2つのこと」

アメリカの株式市場が好調を持続しています。

昨日は、S&P500株価指数とナスダック総合株価指数が史上最高値更新です。

S&P500株価指数は、今月3日の史上最高値を上回りました。また、ハイテク株比
率が高いナスダック総合株価指数も4日連続で続伸し、7月26日に付けた史上最高値を更新しています。

NYダウ平均株価も、昨日は271ドル上昇の35,064ドルとなり、高値圏で取引を終えています。

日本の個人投資家の間でも、アメリカ株投資が人気となっています。しかし、こんな環境だからこそ、敢えて2つのポイントに注意をしておいた方が良いと思います。

1つは取引コストです。アメリカ株の現物取引だけではなく、アメリカの株式を
組み入れたアクティブ型の投資信託も人気になっています。

アクティブ型投資信託の中には、年間の信託報酬が1.5%を超えるものも存在します。株価が全体に上昇基調の中では、高コストが見えにくくなるので注意が必要です。

高いコストを上回るだけの超過リターンが実現できれば、問題ありませんが、現実にはそのようなファンドは少数であることは、過去のデータが証明しています。

同じ投資信託でもネット証券専用の低コストのインデックスファンドを使えば、年間の管理コストは0.2%程度まで引き下げることが可能です。

そして、もう1つの注意点はリスクの取りすぎです。

アメリカ株の上昇に伴い、手持ちの資金を大量にアメリカ株式購入に振り向ける人が出てきています。このようなアセットアロケーションを無視した外国株式への過剰な資産配分は、マーケットの調整時に大きなダメージになる可能性があります。


また、タイミングを考えて大きな資金を動かすのも、高値掴みになる可能性が高く、やめた方が良いでしょう。

マーケットが好調な時は、どんな方法でも、それなりのリターンが実現できます。しかし、このような時こそ、正しい投資の方法を選択し、無駄なコストを削って、少しでもリターンを上げるようにしておくべきです。