不労所得100万円の道neo

しがないサラリーマンが夢を実現するまでの道のり

賃貸併用への道⑥

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私が賃貸併用をしてもらった会社は23社目でした。
以前書いた記事のように片っ端からメールを送っていました。

しかし、すべてダメでした。
私の条件は「賃貸併用に適する土地を見つける」ことでした。
当然、私も色々なサイトに登録して探していました。
見つけては気になる工務店に添付ファイルで一斉送信していました。
その過程で、また工務店が消えて行きました。

いいことを言っていても、結局連絡が途絶えて行きました。
少しやさぐれていた自分がいたのも事実です。

今回の会社に出会うまでに、一社だけ「賃貸併用ができそうだ」
という会社が見つかり、家族で会社に行ったことがあります。
設計図まで作っていただいて、土地も見つけていただきました。
賃貸併用の土地は、広い土地ではいけません。
アパートクラスの土地がなくてはいけませんからね。

売る方としては、分割して売った方が利益が多くなります。
見つけるのに時間がかかりました。

しかしやっと見つかりました。
見つかったのですが、大きな問題がありました。
建築審査会という審査に通らないといけないからです。
私の見つけた土地が審査会を通らないといけない用途地域だったからです。
用途地域のことはまた説明しますね。

その審査会に結論から言うと「不合格」でした。
理由を聞いても、納得いくものではありませんでしたが、とにかく不合格でした。

ショックでした。結局土地探しからやり直しになり、その会社とも
疎遠になりました。誰が聞いても知っている会社です。

土地はあるのに建てられない悔しさがこみ上げていました。

「もう縁がなかったということで、賃貸暮らしで頑張るか・・・」
と思っていた時に、最初に書いた23社目の会社から突然電話がありました。

忘れもしません。夜に出張帰りに電話が突然かかってきました。

電話の女性「初芝さんの携帯ですか?」

私「ハイそうですが。」

電話の女性「実は、賃貸併用の土地が見つかりそうなんです」

私「初めて電話をいただいて、嬉しいのですが多分無理だと思います。今までも、大手の建築会社に対応してもらったんですが、ダメだったんです。冷やかしなら結構です」

電話の女性「その土地なんですが、うちの建築士ならいけそうだということなんです。」

私「そちらの会社が実は23社目なんです。もう無理ですよ」

ここまでの電話内容を聞いていてもらって分かると思いますが、もう諦め感満載です。私も出張で疲れていたので、早く電話を切ろうと思っていたくらいですから・・・

電話の女性「いえ、大丈夫です。もしよければ進めてもよろしいでしょうか?」

私「まあいいですけど。無理しないでください。私も落ち込むのは嫌なので、信じないようにしています」

電話の女性「分かりました。では進めてうまくいけば、また連絡します。」

こんな感じで、なんと土地が見つかることができました。

実はその女性は、社長さんだったのです。私が数ヶ月前に検索で引っかかったサイトに偶然登録したものでした。

どこで繋がっているか分かりませんね。

 

続きはまた次回に。